2006-10-01から1ヶ月間の記事一覧
湯船につかり一瞬ウトッとした。ハッと気がつくと、今日ためたばかりで底まで透明だった湯船が、灰白色に濁っていた。
|P252|自|3 「霊感あるなし」や「たった一度だけの経験」という“言い方”、それを言いたい気分が気になる
|P251|自|3 個人的な感想を文章で投稿する形なので、耳袋の聞き取りとはまた違うスタンス
|P347|自|3 稲川淳二の語りは、必ず一行ずつ改行したwebのようにスカスカなのに、怖い
|P228|自|345 一話目から泣いちゃって、だいじょうぶかオレ? それはそれ、この本から“キャベツ”を見つけ出そうと思った
誰にでも一人くらいは、あごヒゲを伸ばす友だちがいるに違いない。そこでこんなことを考えた。単純である。あごヒゲを伸ばしたおっしゃれーな友だちに会ったら、演技力豊かにこうするだけだ。 「自分のあごを触りながら、びっくりしたように『あれ、ヒゲそっ…
|P229|自|5 語る人も記録する側も、さらにひとひねり加えてくる
|P221|自|5 怖いばかりではなく、ほんわりといい話も多い
雨がちでじっとりとした気候だった。街灯がぽつぽつと点いても、なんとなく見晴らしが悪い夜。駅から自宅まで歩いていると、斜め前を歩く背広姿の男が急にこちらを振り向いた。ふと、遠くで聞き慣れぬ音が聞こえた。 (あ゙おっ) 音が聞こえると、斜め前の男…
|P285|自|5 一度目は怖がるために、二度目は味わうために読む
|P271|自|5 ここまでの八夜を通して、“ツルツル頭で真っ裸”と“アクション後にバン!音”などのモチーフが気になった