2006-10-01から1ヶ月間の記事一覧

湯船

湯船につかり一瞬ウトッとした。ハッと気がつくと、今日ためたばかりで底まで透明だった湯船が、灰白色に濁っていた。

肝試し「恐怖百物語」|編著者:山岸和彦|二見文庫|2006/10/21-10/23

|P252|自|3 「霊感あるなし」や「たった一度だけの経験」という“言い方”、それを言いたい気分が気になる

誰かに話したくなる怖い話|ナムコ・ナンジャタウン「あなたの隣の怖い話コンテスト」事務局|二見文庫|2006/10/17-10/21

|P251|自|3 個人的な感想を文章で投稿する形なので、耳袋の聞き取りとはまた違うスタンス

稲川淳二の恐怖がたり〜怨み〜|稲川淳二|竹書房文庫|2006/10/16-10/17

|P347|自|3 稲川淳二の語りは、必ず一行ずつ改行したwebのようにスカスカなのに、怖い

嘘つき。やさしい嘘十話|西加奈子、豊島ミホ、竹内真、光原百合、佐藤真由美、三崎亜記、中島たい子、中上紀、井上荒野、華恵|メディアファクトリー|2006/10/12-10/15

|P228|自|345 一話目から泣いちゃって、だいじょうぶかオレ? それはそれ、この本から“キャベツ”を見つけ出そうと思った

あごヒゲ

誰にでも一人くらいは、あごヒゲを伸ばす友だちがいるに違いない。そこでこんなことを考えた。単純である。あごヒゲを伸ばしたおっしゃれーな友だちに会ったら、演技力豊かにこうするだけだ。 「自分のあごを触りながら、びっくりしたように『あれ、ヒゲそっ…

「超」怖い話Θ(シータ)|平山夢明|竹書房文庫|2006/10/10-10/11

|P229|自|5 語る人も記録する側も、さらにひとひねり加えてくる

「超」怖い話Ε(イプシロン)|平山夢明|竹書房文庫|2006/10/08-10/09

|P221|自|5 怖いばかりではなく、ほんわりといい話も多い

ネズミ

雨がちでじっとりとした気候だった。街灯がぽつぽつと点いても、なんとなく見晴らしが悪い夜。駅から自宅まで歩いていると、斜め前を歩く背広姿の男が急にこちらを振り向いた。ふと、遠くで聞き慣れぬ音が聞こえた。 (あ゙おっ) 音が聞こえると、斜め前の男…

新耳袋 第七夜|木原浩勝+中山市朗|角川文庫|2006/10/01-10/01

|P285|自|5 一度目は怖がるために、二度目は味わうために読む

新耳袋 第八夜|木原浩勝+中山市朗|角川文庫|2006/10/01-10/07

|P271|自|5 ここまでの八夜を通して、“ツルツル頭で真っ裸”と“アクション後にバン!音”などのモチーフが気になった