「超」怖い話Ε(イプシロン)|平山夢明|竹書房文庫|2006/10/08-10/09

「超」怖い話E(イプシロン) (竹書房文庫)|P221|自|5
いばかりではなく、ほんわりといい話も多い

片耳妓
(P15)目を開けると女の耳穴に指を深く差し込んでいた
指の日
(P25)彼女が少し笑った
森の奥
(P42)急に、恐怖が込み上げてきた
空港事務所
(P57)命が掛かってるからね
返礼
(P71)毎朝、鳥居の下を掃きに行ってる
十年(かさね)
(P74)微かに物の腐った臭いがした
少年
(P92)身体の中の何かがそれを押し留めた
天の川
(P114)あなたの中にもあるものだから、大切にしなさいね
柏手
(P122)こっちが機先を制すれば勝てる
逃げ人
(P130)<蠅叩き>という悪風
骨董買い
(P171)蒸かした饅頭のようになってしまった