2008-01-01から1年間の記事一覧

「超」怖い話Λ(ラムダ)|編著: 加藤一|竹書房文庫|2008/02/25-02/26

|P235|自|5 微妙につじつまが合わない感がある話

『The Usual Suspects』監督:Bryan Singer/1995/アメリカ

映画では“実際に起こった”場面が映像になっていると思ってストーリーを追いかけるが、足の悪い詐欺師に騙されるのは、警察やCIAだけじゃなくて観客も含まれているのだ

『Mr. & Mrs. Smith』監督:Doug Liman/2005/アメリカ

とっても派手な夫婦喧嘩。自分の殺した人数は妻よりもずっと少なくて夫落ち込むとか、その数を夫はだいたいだけど妻は詳細に覚えているとか、男女差のディテールがうまく生かされている

『パラダイム』監督:John Carpenter/1987/アメリカ

悪の手先になった黒人が、自分が悲しくなって「Amazing Grace」を歌うところは、いつ見てもものすごく怖い

『スタンド・バイ・ミー』監督:Rob Reiner/1986/アメリカ

先生が金を盗んで新しいスカートを買ったあたりは、以前も泣いたな

『Final Fantasy』監督:坂口博信/2001/アメリカ=日本

ガイア理論をそのままビジュアル化すると、地球の青い光とファントムの赤い光と、人間が作り出した光の三種が最後に拮抗し、青と赤の光は触媒によって融和され、人間の作り出した凶悪な光も力を失ってゆくのだった

『ナイト・ミュージアム』監督:ショーン・レヴィ/2006/アメリカ

ダメ父は、新しい職場でアメリカの歴史の知識が必要だと感じたので一日かけておさらいし、かつ仕事でその知識を利用し成果を挙げることができた上に、離婚した子供の信頼も勝ち得た。つまり、人間の幸せは、もともと持っている能力で決まるんじゃなくて、自…

『フラガール』監督:李相日/2006/日本

東北の炭坑の町が、下火になってきた炭坑業の代わりの収益源にしようと、ハワイアンセンターを開設した。ハワイならやっぱりフラダンスなので、東京からわざわざダンスの先生を呼んだ。しかしこの“東京の先生”は失敗してこの炭坑町まで逃げ出してきたのだっ…

『AppleSeed』監督:荒牧伸志/2004/日本

以前に見た内容をすっかり忘れていたので、いい感じに楽しめた。人類の未来が何かに左右されそうなとき、それを左右するのが主人公の活躍だったりすると、主人公の常人を超えた能力と、彼女がいまそこにいる必然的な理由だったり、何かちょっとした超自然的…

カラマーゾフの兄弟3|ドストエフスキー、訳:亀山郁夫|光文社古典新訳文庫|2008/01/09-04/28

|P541|自|5 二人死ぬ