『ステルス』監督:Rob Cohen/2005/アメリカ

ステルス デラックス・コレクターズ・エディション [DVD]
テルス君を、「人間を信頼する意志を持った機械」として描くか「国家が秘密に作ったコントロールできない殺人兵器」として扱うかが曖昧な映画なんだが、ストーリーは『ターミネーター』じゃなくて『ショートサーキット』だと思った。なのに、ラストであまり感動がなかったのはなぜだろうか。ラストで主人公は好きな女(同僚)を助けるためにステルス君と共に北朝鮮に侵入する。その女性を助ける際の緊迫感も今ひとつ薄いのだが、ステルス君が自己犠牲風に爆発しちゃったのを見たとたん、主人公がステルス君を捨てて女を取った二股男のように見えてみえてしょうがないのでした