新耳袋 第一夜|木原浩勝+中山市朗|角川文庫|2006/08/16

新耳袋 第一夜 現代百物語 (角川文庫)|P307|自|5
論を出さない、説明を加えない。あと一歩を越えない、(怪談、オカルト、稲川淳二平山夢明)の一つ手前。簡潔に語られるシンプルな恐さ、中ぶらりんな浮遊感覚

第三話夜中の樵
(P21)兵庫県出石町
第十話首が飛ぶ その一
(P40)“スケアクロウ”という喫茶店
第十四話茶色のセダン
(P54)どちらも「また出ましたか」
第十八話窓の手の跡
(P62)言いたいことがあればはっきりと言えばいいんだ
第二十四話スーツを着た男 その二
(P78)どこにも引っかかることなく、坂道をきれいに転がってくる
第三十四話ハトの出る部屋
(P99)斧や鎌、刀剣といったものを振り回すイメージ
第四十六話襖の隙間
(P134)そやから私の子供も、いつかそのお婆さん見んねん
第四十八話隣の女
(P142)黒い手袋の中の手の部分に向かって、何十本かの小さなビス
第六十九話地下室
(P206)なにもないその部屋の西側の壁に、朱色で、直径四十センチほどの日の丸のようなもの
第八十三話真夜中のプリント・アウト
(P246)知ってはいけないものを知ってしまうような気がして怖い
第九十七話六甲の“うしおんな”
(P281)名づけて「丑女」