新耳袋 第一夜|木原浩勝+中山市朗|角川文庫|2006/08/16
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結論を出さない、説明を加えない。あと一歩を越えない、(怪談、オカルト、稲川淳二、平山夢明)の一つ手前。簡潔に語られるシンプルな恐さ、中ぶらりんな浮遊感覚
- 第三話夜中の樵
- (P21)兵庫県出石町
- 第十話首が飛ぶ その一
- (P40)“スケアクロウ”という喫茶店
- 第十四話茶色のセダン
- (P54)どちらも「また出ましたか」
- 第十八話窓の手の跡
- (P62)言いたいことがあればはっきりと言えばいいんだ
- 第二十四話スーツを着た男 その二
- (P78)どこにも引っかかることなく、坂道をきれいに転がってくる
- 第三十四話ハトの出る部屋
- (P99)斧や鎌、刀剣といったものを振り回すイメージ
- 第四十六話襖の隙間
- (P134)そやから私の子供も、いつかそのお婆さん見んねん
- 第四十八話隣の女
- (P142)黒い手袋の中の手の部分に向かって、何十本かの小さなビス
- 第六十九話地下室
- (P206)なにもないその部屋の西側の壁に、朱色で、直径四十センチほどの日の丸のようなもの
- 第八十三話真夜中のプリント・アウト
- (P246)知ってはいけないものを知ってしまうような気がして怖い
- 第九十七話六甲の“うしおんな”
- (P281)名づけて「丑女」