2006-08-16から1日間の記事一覧

新耳袋 第一夜|木原浩勝+中山市朗|角川文庫|2006/08/16

|P307|自|5 結論を出さない、説明を加えない。あと一歩を越えない、(怪談、オカルト、稲川淳二、平山夢明)の一つ手前。簡潔に語られるシンプルな恐さ、中ぶらりんな浮遊感覚

さくら|西加奈子|小学館|2006/08/16-08/18

|P380|自|3 再会する家族小説。なにか、モヤモヤしたものが気になる。僕にとって、許されざる感情が滞ったままドロドロとしている。帯に「これを読んで幸せになった」と書いてあるが、僕は気分が悪くなった。タイトルの『さくら』とは、おそらく犬のサクラの…