恐怖箱 怪路|深澤夜|竹書房文庫|2010/10/19-10/21

恐怖箱 怪路 (竹書房文庫)|P221|自|5
山夢明が擬音のスティーブン・キングなら、深澤夜は歯切れの悪いディーン・R・クーンツだ。読み終える頃には咽頭が痛くなったので、本当にたいへんな本なのかもしれない

まえがき
(P3)
埋葬
(P6)自分を埋め続ける土を捨てていた公園に、犬の死骸を三匹見つけ、なおかつ二匹に吠えられて
十年
(P15)実家から飛び出してからの十年間ずっと、父と母は影に脅かされていたらしい
ボックスシート
(P44)音無く弾む新聞サラリーマン
佐藤さん
(P48)絵馬に連続して言及されている、佐藤さんの正体がまだわからない
走る話 二題
(P76)透明な雨合羽を着た男と、肝試しで違う町まで走ってった二人
電信
(P84)電信柱の陰にいる子供がヒュン
十一年
(P88)広尾家と岸家の内諾と確執と契約
影送り
(P123)地面に映った影をじっと見て、見上げると空に影が映る遊び
新婚さんいってらっしゃい
(P131)マンションの踊り場に女を見てから、妻に屈託が生じた
キ印人形
(P139)パソ通で知り合った物々交換仲間
キヨミ
(P148)貰ってばかりいるキヨミから、不格好な木の人形が送られてきた
山の巫女
(P163)キヨミの以前の動向
葬儀
(P170)サトコが焼身自殺。さらに不可解なボヤ
火葬
(P181)物々交換仲間に人形が送られ、火に関係する
水車の家
(P190)キヨミの家まで行く
キ印人形
(P200)キヨミの作業場であの不格好な人形を大量に見つけた
削除
(P207)キヨミが持っている物々交換仲間の住所を抹消したい
現在──あとがき
(P218)