怪談実話系4 書き下ろし怪談文芸競作集|著:工藤美代子、加門七海、福澤徹三、中山市朗、伊藤三巳華、小池壮彦、安曇潤平、松村進吉、牧野修、岩井志麻子、編:『幽』編集部|メディアファクトリー: MF文庫|2010/11/13-11/14

怪談実話系 4―書き下ろし怪談文芸競作集 (MF文庫 ダ・ヴィンチ ゆ 1-4)|P228|自|5
「浅草純喫茶」の後に残らない感や、「私の話」の異質感

「十三年目の奇縁──序にかえて」東雅夫
(P4)十三年前に刊行された『日々是怪談』に工藤美代子さんの怪談実話が掲載されていた
「霊感DNA」工藤美代子
(P11)父−工藤美代子−姪
「怪談BAR3」中山市朗
(P33)「自動車事故と荷物の宛名」「お堂の風車」「ご先祖様以外の墓地」「引っ越し先のビデオテープ」「学校の開かずの間の黒板」
「数珠の糸」福澤徹三
(P53)北九州のあるスナックにまつわる、別々に集まった話
「隧道」安曇潤平
(P75)水没し始めるトンネル
「春紫菀の憂鬱」小池壮彦
(P97)軍の病院に勤務した老人から話を聞く
「姫達磨 〜伊藤三巳華の憑々草 出張篇2〜」伊藤三巳華
(P119)“不幸を招く夫婦姫だるま”
「浅草純喫茶」加門七海
(P139)永井荷風が来たかもしれない純喫茶Y
「私の話」松村進吉
(P161)“霊感”を持つ母親
「これは怪談ではない」牧野修
(P185)轢き逃げ犯がポーチを届けに来た。生まれつき全盲のマッサージ師が見る逆さの顔。信楽焼の窯の中でオレンジに輝く坊主頭
「あの女のその後」岩井志麻子
(P207)機能しないマネージャー、整形、ソープでアルバイト