ペンギン村に陽は落ちて|高橋源一郎|ポプラ社: ポプラ文庫|2010/08/20-08/30

ペンギン村に陽は落ちて (ポプラ文庫)|P267|自|5
回かのねじれ。何度もなんども捻っているのに、悲しいことはまっすぐに、ドリルで穴をうがつように届いてくる

高橋源一郎:Takahashi Genichiro
(表紙見返し)1951年生まれ。作家、明治学院大学国際学部教授。1981年『さようなら、ギャングたち』で群像新人長篇小説賞優秀作、1988年『優雅で感傷的な日本野球』で三島由紀夫賞、2002年『日本文学盛衰史』で伊藤整文学賞を受賞。著書に、『文学じゃないかもしれない症候群』『一億三千万人のための小説教室』『ニッポンの小説 百年の孤独』、最新刊は『「悪」と戦う』
序文
(P9)
ペンギン村に陽は落ちて──前編
(P47)
愛と哀しみのサザエさん
(P83)
いつか同時代カンガルーになる日まで
(P121)

(P154-161)気のふれた作家と気のふれた探偵の実際の“会話”

キン肉マンケンシロウ──愛は永遠に
(P165)
連続テレビ小説ドラえもん
(P195)
毛むくじゃらなお友だちの巻
(P197)
ハッピーバースデイのび太のパパの巻
(P199)
三十一匹のドラえもんの巻
(P201)
菊池桃子だよ全員集合の巻
(P205)
宇津井健
(P206)
小山明子
(P206)
渡瀬恒彦
(P206)
加藤剛
(P206)
風間杜夫
(P206)
新沼謙治
(P206)
シブがき隊
(P206)
少年隊
(P206)
大原麗子
(P207)
伊東ゆかり
(P207)
壇ふみ
(P207)
藤谷美和子
(P207)
堀ちえみ
(P207)
斉藤由貴
(P208)
後藤久美子
(P208)
森繁久彌
(P209)
中村玉緒
(P209)
仲代達矢
(P201)
久米宏
(P201)
愛川欽也
(P201)
田村魚菜
(P201)
田宮二郎
(P201)
ドラえもんのアルバイトの巻
(P211)
可哀そうな可哀そうなのび太のパパ
(P215)
ペンギン村に陽は落ちて──後編
(P221)
文庫版あとがき
(P254)
解説:佐藤友哉
(P265)高橋さんは『ペンギン村に陽は落ちて』から八年後の1997年に発表した『ゴーストバスターズ』(現在講談社文芸文庫)において、『ペンギン村に陽は落ちて』を新たに書き直し、2010年、二つのペンギン村からテーマを引き継いだ(違うかもしれないが)『「悪」と戦う』(河出書房新社)を完成させた