「超」怖い話Π|編著:加藤一|竹書房文庫|2010/08/08-09/19
- まえがき
- (P3)二十歳までに幽霊を見なければ一生見ない、という説を聞いたことがあるかもしれない
- そらにおとしもの
- (P6)真っ白いノート
- 試用期間
- (P8)老人ホームの押し入れ
- 砂に埋もれる
- (P13)背中に貝の欠片
- 高価な道具を使わない訳
- (P17)人の顔を踏む
- 癒やされた
- (P22)マッサージで生気を奪われた
- 凝ってますね
- (P26)肩を揉まれる
- スーパー銭湯
- (P28)手形と赤い顔
- ざらり・さらり
- (P30)腕を掴まれ、首を締められ
- とある観光地の滝の前で
- (P33)巨大な手
- スーパーボール
- (P41)青い人。全身が真っ青な人影が、開いたドアから身を乗り出してこちらを睨んでいた。『カ・エ・セ』片目がなかった。
- ブラインド
- (P43)ベランダに坊主頭でダウンジャケットを着た大柄な男
- 寝込み
- (P49)見えている。見えているんだけど、目が合ってしまうとこちらが気付いていることが、奴らに気取られてしまう。もうどうしていいか分からなくなって、とにかく一生懸命、寝たふりをした。あれほど眠かったのに頭は冴えてしまっていて、もう眠りに戻ることもできない
- 慰める奴
- (P50)オナニーしている
- 未練
- (P54)生木が裂けるような音
- ヨーコとコージ
- (P57)死人を刺したらしい
- 癖
- (P64)死んだ彼女が腕を掴む
- ご一行
- (P67)王様と執事
- ぎゃは
- (P69)女の子の違う声
- みしゅるべす
- (P74)『みしゅるべす てにはらぬけの あわれなす』
- 何が悪いの
- (P83)足裏に赤い線
- 語らない理由
- (P86)『また喋ったな……』
- 気付かない
- (P87)一瞬火で炙られたような有様
- 無体
- (P92)怒号
- アイスバーン
- (P95)ドアミラーとドアとガソリン
- オービスのアレ
- (P98)眼鏡を掛けたサラリーマン風自転車乗り
- イナチュウ
- (P102)あだ名をつけた最初
- 派閥
- (P108)西派と佐古派
- あなたのことがキライです
- (P119)「このまえおそらくこまぎれみじんそこにまつのきおまえうらみみずたえるこのままおわる」
- 太郎丸
- (P120)七年毎に死闘する同じ名の犬
- 有り難迷惑
- (P131)佃煮の御利益
- イベントホール
- (P138)ベージュ色の女
- バッキング
- (P142)新郎の女グセを暴いたらしい
- 流れ作業
- (P148)知らずに悪口を言う自分
- 喫煙所
- (P154)消えた女性
- 完全禁煙
- (P157)咥え煙草の男
- バイト二題
- (P160)お札とうどん
- 饂飩供養
- (P164)少女
- 琥珀道標
- (P168)野原
- 離散家族
- (P174)結婚式に代理を寄越す
- 黒禍
- (P198)・家の東西南北に、五寸釘を埋めること。方角は正確に。
・庭の南側、柿の木の根元を掘り返すこと。
・掘り返して出てきたものをひとまとめにして、もっと深く埋め直すこと。
・埋め直したら、上から包丁を刺しておくこと。
・包丁はちゃんとしたものを。ステンレスやセラミックではないもの。
・完全に埋め戻したら、家族全員で上から踏むこと。
・踏み終えたら、お風呂を沸かして入ること。入り終えたお湯はすぐに棄てること。
・目も洗い、うがいもすること。
・五寸釘と柿の木の根元のものは、掘り起こさないこと - カンガチ様
- (P200)憑き物
- あとがき
- (P214)
- 超-1告知
- (P218)