はじめての文学 小川洋子|小川洋子|文藝春秋|2008/08/31-09/03

はじめての文学 小川洋子|P252|自|5
ァンタジーへと腐食する前にキラキラとまばゆく輝く人と現実
(P36)わたしは頭の中にできた、しまらない空洞を眺めながら言った

ライオンゴロシ
(P40)http://www.australiakara.com/australiakara/htm/herb/devilsclaw.html

(P108)例えば、誰にも乱されていない、しんと張りつめた空気の中を、彼と手をつないで進んでゆく感じや、蛇口もシャワーも換気扇も洗面器も、何もかもが眠りについているなかで、わたしたち二人だけが呼吸している感じや、どんなささいな音や声でも、なかなか消えずにタイルの壁で響き合っている感じのことだ
(P198)持ち手の裏側にはその曲線によく似合う筆記体で、私のイニシャルYHが彫ってあった