百物語 実録怪談集 第六夜|平谷美樹、岡本美月|角川春樹事務所: ハルキ・ホラー文庫|2008/05/27-05/30

百物語 第6夜―実録怪談集 (ハルキ・ホラー文庫 ひ 2-6)|P298|自|5
ピソード全体がとても落ち着いていて、読んでいて安堵を覚えることがある

オガワダ
(P4)メール行方不明(P13)編集者。清めの塩(P15)タオルケットに真空パック(P22)“おばんです”……方言(P29)主人が去るときは家が騒ぐ(P30)厚手の包装紙を揉む音(P38)兵隊の足(P42)とちりしひ、てらちとない。はこのちそ(P44)れりそ、ひちらせ。みひ、まはしれ、とのもと(P51)御鈴の音(P56)ミカタさんの絵
ノグチ
(P63)筆者の友人。年齢も性別もバラバラ(P64)エレベーターの扉が開く(P68)柔らかい掌で扉の鉄板を叩く音(P70)パジャマの男
桃子さん
(P72)桃子さんのお父さん。異様に高い声で一声叫んだ女(P76)線香の香り(P78)三台目のノーヘル女(P82)《居酒屋で声をかけられて席を立ったまま戻らなかった女性》(P84)コール音と通話中(P86)知人キリハタさん。橋の手前に白いワンピースの女性(P90)夫キミヒコの大学のサークルの先輩アヤコ。檀家の死の知らせが金縛り(P92)髪の長い女の人(P94)光(P96)玄関から南の窓へと続く“筋”(P99)息子のタカシ。揺れるブランコを微笑んで見ている(P102)音や気配の主が人間以外のモノであると知り安心する
マサルさん
(P106)出版社勤務。遠野市の神社(P108)カビ臭い家(P111)葬儀の道具類(P112)看護師。UFO
ユウマさん
(P116)押し入れの床に地下室(P119)自転車を押して登る老人
ミサトさん
(P131)ミサトさんの母ミエコさん。女の声(P132)ホテルの自販機横に立つ男(P133)姉のマイさん。母方のお祖父さんの伝言
ヤマモトさん
(P149)彼岸と此岸の境目(P150)お父さんの場所
シマノさん
(P156)電話ボックスの手前の路上(P158)直径五十センチ、長さ二メートルほどの円柱状の光
ヨウコさん
(P164)女性アナウンサー。『こっち来ないで、わたし違うから』(P166)夫が妻を刺した部屋
アヤコさん
(P171)キッチンと押し入れの間の廊下が“通り道”(P174)鏡が金色に輝いた(P175)妹の左足
キノシタさん
(P180)お彼岸の話。空気が重い(P182)日溜まりを黒い影が横切る(P184)「犬橇の犬はマッシャーに見えないクレバスを見つける」(P186)七三分けの男性(P187)シャボン玉。《第二夜》
マミさん
(P193)《第二夜》シャボン玉。夢(P194)犬の口からシャボン玉(P195)娘のサヨちゃんもシャボン玉を見た
ヨネタさん
(P199)ある漫画の“蟲”だ!(P202)眼を合わせてはいけない
カナコさん
(P208)担当編集者K氏の知人。月光に照らされた豪邸の庭に佇む真紅の服の女(P210)父テルオ。自転車の荷台に乗る女性(P214)テレビのスイッチ(P215)裸足でリノリウムの床を走るような音(P218)釘師の音(P221)パチンコ玉。部長の自殺(P224)小学校高学年の子供(P228)同僚のチグサさん。落ち武者
タミさん
(P233)《第二夜》寂しい絵。夫と母親の三人で洞窟を案内された夢
カンダくん
(P236)セダンを包む紫の炎
カミオカさん
(P238)ラジオ(P240)北から喪服の列(P243)自転車の鍵が折れた(P270)知人のサカシタさん。ぐるぐる走り回る
サチコさん
(P242)その老人の夢
カナさん
(P244)黒い猫
ケイコさん
(P245)原爆ドーム近くのホテルの“霊の通り道”
モチダさん
(P248)タクシードライバー。肩が重くなる客
ヒロミさん
(P251)彼の部屋で金縛り、老人
筆者
(P253)水色の制服の女性(P280)長さ三十センチ、直径二十センチの大便をスルリと排出する生物
アキヨさん
(P255)ラブホテルのズン、ズン音
チサトさん
(P257)ペタ、ペタとスリッパ音
イトウくん
(P260)《感知されない人》
モロオカさん
(P263)お父さんの遺髪
キタジマ
(P268)黒いウインドブレーカーを着た男
ヨシヒロさん
(P271)女の悲鳴のような、木材の(きし)みのような音

(P274)《第五夜》“ポイント”

オオノ
(P284)中学の教員。繋ぎ目のないきれいな八の字のウンコ
マツナガさん
(P287)影のない猫
ヤナギダさん
(P289)向かいの家で飼っていたテツ
ジュンコさん
(P293)恐山の光景
ショウコさん
(P295)アズサちゃんそっくりの女の子の霊