東京伝説0 呪われた街の怖い話|平山夢明|竹書房文庫|2008/06/02-06/03
|P254|自|5
目とか顔から蟲が出てくるのと、電波や放射線で人体が壊れる具体例
- 次は殺す
- (P19)すると運転手は相沢さんへ向き直り「怖がらせてごめんね」と言った。あっけに取られるほど運転手の雰囲気は変わり、優しい顔になっていた
- 消えたいじめっ子
- (P35)“オレ、たしか開けに戻ったはずなんだよなぁ。だって、そういう記憶がオレにはちゃんとあるんだぜ”
- 確かに誰かがいる
- (P39)二十人がアパートの天井に広がって隠れてました
- サークル募集中
- (P50)「入会してくれて本当にありがとう。最近、メンバーのひとりが結婚してしまったので人数が減ってしまったの」驚いたことに男の口から女性の声が流れてきた。「上手でしょ。僕はこれでも声変わりするまではママと区別がつかないくらいだって言われてたんだ」
- 世紀末ラブホテル
- (P57)その日、彼らが使った部屋からは第一関節から切り落とされた女の薬指が見つかった
- 濡れた千円札
- (P133)最近、深夜の素人参加番組で赤ん坊の格好をして「おむつが濡れたぁぁ」と絶叫する芸人を目指しているという男がいた
- 転移
- (P136)キャンディーを口にした瞬間、ギンッと強く一番奥にある大臼歯の内側が共鳴したように響いた。アッと思ったとたんに彼は、中華街を歩く自分の姿を見た
- 愛犬家の謎
- (P172)寝るために飼ってたんだよ、あの変態。妙な声がしてただろう。苦情が大変だったんだ。あの声は犬がヤラれてる声だったんだよ。あの野郎、次々とヤリ殺しちゃあ、新しい犬を買ってたんだよ