はじめての文学 桐野夏生|桐野夏生|文藝春秋|2008/04/25-04/27
|P273|自|5
駅の改札を出て、人ごみを歩いて帰る時の徒労感。主人公の登場の仕方
(P8)燃えるゴミと燃えないゴミ
- ミク
- (P9)長い髪を真ん中分けにしてて、つるっとした綺麗な顔をしている(P32)キタムラ
未来 - 津島
- (P9)カンモク症。ベリーショートの髪、白のTシャツにジーンズ、ケッズの黒のバスケットシューズ。冬になれば、その上にセーターやジャケットを重ねるだけ
- トモ
- (P11)わたし。ベリーショート(P31)イケガミトモコ
- 矢羽根じゅりあ
- (P18)オトナの女。黒いシンプルなドレスに、じゃらじゃらとメダルの下がったシャネル風のネックレスを幾つもつけている(P18)三十代半ばくらいか。あたし好みの、口デカでさばけたかっこいい女だった。目が意地悪そうで、ミクのママに少し似ている(P29)SM小説の女王
- 高田
- (P26)ジーンズに黒いTシャツ、黒革のベスト、革のハンチングを被っている
(P63)ヨクボウしかなかった。そしてヨクボウを満足させるために媚びてた。あたしは気づいた。燃えないゴミってそういうことだって
(P68)あたしたちのしてたことって、通り過ぎることなんだよ
- 浜崎
- (P75)木振小学校元教員。五年一組担任。池辺教頭とハバナへ不倫旅行
- 池辺
- (P76)木振小学校教頭。浜崎との不倫が判明後、辞職(P113)自殺
- 金子サユリ
- (P79)崖から落ちて死んだ、五年一組のボス的な存在。三姉妹の末っ子。思ったことは何でも口に出す強気な性格
- アンボス・ムンドス
- (P82)ホテルの名。両方の世界、新旧ふたつの世界という意
- 青木玲子
- (P88)自動車工場の総務部長の一人娘。大人っぽい。学年では常にトップクラス
- 野口綾
- (P88)木材加工業。兄が知的障害児
- 服部清花
- (P88)洋装店。携帯電話を持つ
- 西村多佳子
- (P88)公務員。付和雷同型
- 金子あつ子
- (P92)サユリの一番上の姉。サユリの死に納得がいかず、同行した子に不信感を持つ
- 校長
- (P105)五十七歳の女性。化粧気なしで白髪混じりのおかっぱ頭。時代錯誤な感
(P116)五年一組には、サユリよりも女子に嫌われていた人物がいたのです。それは私でした
- トシ
- (P122)あたし。山中
十四子 (P133)ホリニンナ(P167)三十分もミミズと話すユウザンに対しても腹が立ってきた - 隣のおばさん
- (P124)銀縁の眼鏡、お茶碗にべっとりと跡が付きそうな真っ赤な口紅
- ミミズ
- (P124)隣の息子。ひょろっとしていて猫背。目が小さくて陰気(P131)何だか楽しそうでときめい顔をしている
- テラウチ
- (P126)顔は可愛いが、声がものすごく低くてクールな物言い
- ユウザン
- (P128)貝原清美。エキセントリックなくらい、好悪がはっきりしている
- たまさか
- (P130)偶然。たまたま。希に。たまに。偶さか。適さか
- ハル
- (P141)コギャル
- キラリン
- (P165)東山きらり
- 与謝野ミチル
- (P176)ファンクラブの集い(P179)金鎖のブレスレット(P195)「だってお守りなんだもん!」(P207)例のブレスレットだった
- 権藤
- (P176)「与謝野さんすかね」(P201)権藤の目が好奇心で輝いていた
- キメラさん
- (P176)大きな伸び(P177)キメラさんが思わず驚いたような顔をしたのを自分は見てしまった
- 近田ひさ子
- (P177)自分(P181)本当はそれだけじゃなかったけど、とりあえず嘘を吐く(P195)吐き気がしそうになった(P208)自分よりレスラーとしてうわ手だって思う
- アロウ望月
- (P177)PWPのトップ(P184)いきなりアロウさんは与謝野の顔を平手で思いっきり打った
- パンサーさん
- (P177)「山田のおばば」を中心としたファンクラブ
- 春木
- (P178)子供っぽい春木
- 神林
- (P178)迷惑そうに、神林が自分の湯飲みに入ったカスミ草の先っぽをよける
- 火渡抄子
- (P180)PWPのチャンピオンは火渡さんしかいないんだから(P187)「何だ、くっだらねえ! どうだっていいじゃねえか」(P193)ふうんという顔をして火渡さんは黙った(P201)「決まってんだろうが」
- 三好美香子
- (P184)腰巾着の三好美香子
- 北本麻以子
- (P188)「多乱誅羅」というヒール(P203)「あたしじゃねえからな」
- アマデウス
- (P203)変形四の字
- 宮本真希
- (P218)額から汗を滴らせ、横断歩道の向こう側の若い男を凝視し続けていた(P241)何か思い出しそうになった真希は息を詰める(P248)「うるさい! あたしを舐めんじゃないよ」(P255)真希は土曜日、船井に誘われたクラス会に行こうと決心していた(P259)『あんた、喋ったらこうなるで』(P264)汗が流れている首筋、ビールで赤い顔、太った体
- 涼子
- (P220)涼子は大嫌いな女だ
- カプリ
- (P222) カプリパンツ。全体に細身のシルエットで裾に向かって更に細くフィットするパンツの事。クロップドパンツの一種
- 佐々木
- (P223)仏頂面して付け睫毛のパッケージに値札を打っていた(P238)真希はまた佐々木を羨んだ
- 船井伸也
- (P228)小学校の時に真希をいじめた
- 恵理子
- (P229)兄嫁(P235)ショートカットで眼鏡を掛け、理知的な風貌をしているが、その中身はワイドショー好きで欲深だと真希は知っている(P252)その背中に兄の視線を感じたらしく、一瞬背筋が伸びるのを真希は見ていた
- 香奈
- (P231)姪
- ヒロユキ
- (P236)香奈をいじめる(P240)振り向いたヒロユキが真希に気付き、少し怯えた表情をしたのが愉快だった
- 鈴木さん
- (P242)同じマンションの九階
- リップル生地
- (P250)でこぼこのある、柔らかくて軽い生地。浴衣や甚平作りに最適