東京伝説6 彷徨う街の怖い話|平山夢明|竹書房文庫|2007/11/30-12/02

東京伝説―彷徨う街の怖い話 竹書房文庫|P223|自|5
「いってもどっていってもどる」が読めない。いや、いい意味で

不福耳
(P19)アルコールでどす黒く膨らんだ耳たぶを消毒すると、火で炙った工作用ナイフで下の部分に切れ目を入れた。ピュッと音がした。その途端、どろどろの血とともに無数のダニが破裂したように溢れ出した
福子(ふくし)
(P199)よっさの骨の中には、もうひとつ小さな頭骨と手足のばらけた骨が混じっていたのだという