「超」怖い話Σ(シグマ)|編著:加藤一|竹書房文庫|2011/03/29-2013/11/12
|P223|自|4
辻褄が合わないというより、話の体を成してないものもあり、味わいのある話もある。いつも通り
- 巻頭言 二十周年
- (P3)恐怖の原風景
- 二宮さんの営業事情
- (P6)二宮さんは“ヤバイ家”の気配を持つアパートで先輩と再会した
- 働く男達
- (P12)津村氏は機械部品を作る工場で機械を脅したり、さらに神棚が壊されたりした
泡沫 - (P27)シルバーアクセサリー店内に人の頭が充満している
- 不運な奴
- (P29)有藤君は献花荒らしをする毎に賭事にツキまくった
- トレーサー
- (P38)ヒロは白塗りのスキンヘッドに追いかけられた
- 条件
- (P44)男と付き合う四条件
- ざわざわ
- (P45)芦川さんの彼女のざわざわする感覚が消えたら、レイ君が死んでいた
- ごどもしりせんか
- (P57)大越さんは「ごどもしりせんか」と言われて、子猫を見つけた
- 小型軽飛行機
- (P63)2人は四本の白いさらしを見、別な1人はさらに赤い草書体を見た
- 雪兎
- (P65)木村さんが寝ようとした布団の中に雪の兎があった
- 正夢
- (P66)真登香さんがレジでお金を借りなかった知人は死んでいる
- 死骸釣
- (P71)風谷さんが死んだ
石首魚 を釣ると必ず不幸が起こる - I Hate
- (P77)彩さんに"I hate"と呟いた外人がどんどん襲ってくる
- ウイスキー
- (P84)江口氏は〈ふぇろん、ひぃろ、ふぃろ、ふぃろ……〉という福の神の声を聞いた
- おりて
- (P88)慎さんが山の上の霊園に行くと女の子の顔が腫れ上がった
- メット
- (P94)迫間君はバイクのヘルメットを盗んで、バイクで事故って左腕を折った
- パジェロ
- (P99)玉有さんは彼氏とドライブ中にパジェロを追い越した
- 引っかかったデスヨ?
- (P103)白いスポーツカーに併走してネズミ捕りに引っかかったけど、どこにも白いスポーツカーがいない
- URO
- (P108)佐伯さんは軽のワゴンを運転中に、回転しながら併走する銀色の円柱と接触した
- あれが本当の
- (P116)もしかして山鯨を見た
- 山間部のバスの旅
- (P119)バスに何かが遭遇した後、旅館で用意してもらった小皿の塩が赤茶色に汚れた
- ジャングルジム
- (P122)玲美さんは友達と、お互いが「……あのね。もう要らないんだって」と陰気に言ったのをそれぞれ別のタイミングで聞いた
- クラスメートの証言
- (P125)上沼君は豪徳寺と喧嘩して意識が入れ替わった
- すげー!
- (P128)同級生の千葉が気絶して、回復した
- 選択
- (P129)勝地さんは、いわゆる幽体離脱をして絶望を感じた
- シャドウピッチング
- (P134)宗貴君には、シャドウピッチング中に鏡の中に現れる白い女性と、男の野太い叫び声の関係が分からない
- 黒い奴
- (P138)平岡さんは火事現場で、身長2メートル余りの黒い人物が赤い口を開けるのを見た
- 痛っ
- (P141)富田さんは幽霊は信じないが、うははははははっと笑いながら歩く巨人はいると断言する
- フットサルというか、草サッカー
- (P144)四方田さんは蹴りそこねたサッカーボールを探しに入った茂みで、大きな掌を見つけた
- 枕に棲むもの
- (P148)田代さんは新妻の理恵子さんが枕から聞こえている声の正体を知った
- 贔屓のチーム
- (P154)楢崎さんが友人宅で野球中継を見ていた時に真っ暗の停電となり、皆は暗闇の中で黒い煙を見、液体類が全てなくなっていた
- ポコちゃん
- (P160)彼女がポコちゃんポコちゃんと言いながら救急車を呼んだ。正体は分からない
- ナンバーディスプレイ
- (P163)中埜御堂さんが携帯電話で自宅宛てに掛けた間違い電話の相手は、中埜御堂さんだった
- 関係性があるかは、分からない
- (P164)井村さんは電車の中で誰も座っていないのに右肩を叩かれ、本のカバーが焼け焦げ、その本を買った本屋が閉店した
- ジャポニカ
- (P168)笹川君は、廃屋になった三上信二君の部屋でジャポニカ学習帳を見つけ、そのノートに他の三人のあだ名が記載されていた
- 祖父の万年筆
- (P179)今井さんの祖父の万年筆が必ず手元へ戻ってくる
- 祖父図絵
- (P185)長浜さんのお祖父さんがいまわの際に描いた絵には親族の死期と死因が描かれていた
- 禁域
- (P191)
杣木 の家の井戸、盛り土、角部屋に手を加えてはならない - カミを見る
- (P201)黒沢さんのお祖母さんにはカミさんが見えていた
- あいがと、あいがと
- (P208)明沙美さんのお百度参りで母の癌が治癒したお礼を、娘の美沙ちゃんが神社に述べた
- あとがき、みたいな代物
- (P214)渡部正和
- 「超」怖い話二十周年に寄せて
- (P216)久田樹生
- 超-1/二〇一一 開催告知
- (P218)実話怪談著者発掘大会 超-1 二○一一年度 募集告知