大人の怪談|辛酸なめ子、木原浩勝|角川書店: 角川oneテーマ21 B-122|2009/10/16-10/21
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お互いそう簡単に啓蒙したりされたりしない無理解さ
- まえがき
- (P3)辛酸なめ子
- 第一話 恐怖! トークライブの夜
- (P11)
- 百物語作法
- (P29)新月の夜、青い紙を巻いた行灯と百本のロウソクを用意した部屋に、青い着物を逆さ合わせに着た参加者が集う。一話語り終える毎に話者は鏡と包丁が置かれた別室で、鏡の中の自分の顔を覗き込む。それから自分の席へ戻ってロウソクを一本消し、「一話、終わりました」と宣言する。九十九話を語り終えると、百話目の代わりに線香を立て、その線香が燃え尽きるまで無言とする。また、別室の鏡の間で起こったことはしゃべってはいけない
- 第二話 暗い部屋のある怖い家
- (P33)
- 未発表怪談その一 にがおえの家
- (P55)辛酸なめ子
- 第三話 木原少年の死体のあった日々
- (P59)
(P65)その空っぽになった頭の中にぬくもりはあるんだろうか? と思って、頭蓋骨の空洞の中に握り拳を入れていったんです。そしてその中で指を一本立てて、一番奥の筋肉はどうなっているのか、感触を確かめようとした
- 第四話 父母の戒め、土地の掟
- (P77)
(P79)「ええか、お前。万博っちゅうもんがある時代なんやから、子供は科学で生きていかなあかんねんぞ。そんなお化けみたいなアホな話なんか集めたらいかんで」
(P83)「殺された猫にしてみたら、自分を轢いた運転手かてここを通りかかったお前かて、同じ人に変わりはない。死んだ猫にしてみたら今さら手を合わせてかわいそうやって思うんやったら、何で俺を殺したんやと怒ってくるよ……」
- 第五話 「魔」に取り憑かれるということ
- (P89)
- タナトロギー
- (P91)死についての学問。サナトロジー
宜保愛子 - (P106)1932-2003年。霊能力者。数々のベストセラーを出版し、テレビにも頻繁に登場するなど、1990年代にはアイドル並みの活躍をした
- 未発表怪談その二 タイムカプセル
- (P109)木原浩勝
(P116)マナブ 大人になれない
(P127)そこまで無視できるなんて、すごいですね。「無視力」という言葉が浮かびました
(P150)私もたまには「立ちさ霊!!」とか心の中で叫んだりします
- 第八話 怪談を嗜む
- (P153)
- あとがき
- (P167)木原浩勝