作家は編集者と寝るべきか|内田春菊|草思社|2007/05/05-05/06

作家は編集者と寝るべきか|P237|自|5
家に必要な資質は、記憶力がいいこと、耳がいいこと(現在の風俗を押さえること)、自分の体験談だと思わせることの三点
(奥付)web『草思』の連載「触媒に愛を──こう見えても作法アリ」(2005/06/30〜2006/09/14)
(P16)保坂和志『書きあぐねている人のための小説入門』
(P33)とにかくそのとき「ボキャブラリーが若い」と言われて、思い当たったのは近田春夫さん
(P51)秋山道男という、自分の仕事をコンプレクサー(複合家)とまで言ってる人に名前を付けて育ててもらったからだろうか
(P58)島田雅彦さんのインタビューを読んでたら、作家の仕事の移り変わりのようなことを話されてるとこに、「まず若書きの第一期。第二期には、他人の話を上手に書けるようになり……」
(P67)私ももう四十七歳になったしいいかと思って書きますが、編集者とは肉体関係を持てない体質なのです
(P104)あーそれはね、女としての私なら全部突き詰めて明らかにするんですけど、男の人ってわりとうやむやにしたままにする人多いから、日常が平穏無事なら男は幸せなのかなと思って、だからあえて男が書いたようにとあれこれほったらかしにしてあるんです
(P114)これは個人的な意見ですが、役者と作家はだまされやすい方がいい気がする
(P128)『百年の孤独
(P130)「人の言葉を引用するとき、語尾を勝手に作るな!」
(P139)しかし最近の脳医学では「脳は中断されるほどよく働く」ってのが常識なようで、机の前で集中しようとしている図はぜーんぜん間抜けらしいです
(P156)「あなたはあの時こういうことを言ってたにもかかわらず今こんなことしてこう言ってるってことはこういう考えを持っているとしか私には思えないんだけどその件について一体どういうつもりなのか述べよ」
(P178)男は、複数で来ると、男の作った社会を背負って来るんですね、withセクハラ
(P206)自宅に花束を持ってきた女性に故・胡桃沢耕史先生が刺されたこと