新耳袋 第四夜|木原浩勝+中山市朗|角川文庫|2006/09/24-09/25

新耳袋―現代百物語〈第4夜〉 (角川文庫)P298|自|5
いっきに読むと部屋が寒くなるから、一日で読み切ることができない。UFO話は不思議というより奇怪。ただのお話しが、しだいに自分と接続してゆくかも知れぬ恐ろしさ

隣保(りんぽ)
(P16)集合住宅のお隣さんのこと
第二十話二階の部屋
(P65)(こんなところの下に、今までずっと住んでいたのか)
第四十三話まれ人
(P118)わしも久々についこんなところまで来てしもた

(P122)第三夜六十二話のデッキ故障は第四夜第五十三話「八甲田山」である
(P123)それらの話にはいずれも書き表すことが出来ない部分が存在している

第四十五話動かすなっ!
(P127)男の声を発した
第四十六話十三回
(P130)ツルツルの坊主頭をした素っ裸の男
第四十九話ボン!
(P136)途端に、ボン!という大きな音
第五十話見知らぬおじさん
(P137)能勢の妙見山
第六十五話重いーっ!
(P180)隣で寝ていた子供が「重いーっ!」とうなされはじめた
第六十八話死期がわかる
(P190)「いや死ねへん死ねへん」と彼は笑っていた
第七十七話りかこ
(P214)総動員で二時間近くもかけて、その岩を元あったところに戻した(P214)「りかこ」という不思議な声は、実はもう一カ所に入っている
東雅夫
(P215)『幻想文学』編集長
第七十八怪談之怪
(P217)そやからあれで済んだんや
三輪明宏
(P222)『近代能楽集』主演
由良宣子
(P222)女優
横尾忠則
(P224)客席に来ていた
第八十六話三鷹の空
(P236)横目にそれを見ながらあわててそばをかっ食らって、ドンブリを置いた
第八十八話黒い男たち その二
(P243)浴衣もはだけんばかりで、ぜーぜーと息を切らしている
私のいちばん怖い話(菊地秀行
(P294)「山の牧場」は、実にいやな話なのである