映画『マトリックス・レボリューションズ』あらすじ

ネオは昏睡状態のままである。モーフィアスはネオがマトリックス内に囚われているため昏睡状態であると考え、トリニティーとともにネオを探しにマトリックスへ侵入、セラフの協力を得てトレインマンを探し出す。

ネオは見知らぬホームで目を覚ました。そこでは親子連れが電車を待っていた。その父と、愛・目的・関係などについて会話を交わすが、やってきた電車に乗っていたトレインマンはネオを乗せずに発車した。実はネオは機械とマトリックスの中間（＝ホーム）に囚われていて、そこから連れ出すことができるのはトレインマン、メロビンジアンの部下であった。

メロビンジアンは、ネオを取り戻したければ予言者オラクルの目を持ってくるようモーフィアスに持ちかけるが、トリニティーのどぎつい交渉のおかげでネオを強引に奪い取られた。メロビンジアンの妻パーセフォニーは豊かな胸を揺らしながら「あの時のトリニティーは本気だったようね」と後に回想している。

やがてやってきた電車から姿を現したトリニティーとキスを交わしたネオは、外見が変化してしまいもうほとんど別人といってもよいオラクルと会い、自分がマシン・シティーへ向かうべきだと理解（選択）する。ナイオビはザイオンへ戻る。ザイオンへドリルマシンが穴を開け入り込み、そこから何100万というスクイッティーが押し寄せる。

その頃オラクルはスミスに体を乗っ取られる。また新しい力を得てスミスは高笑いするのだった。

一方、ミフネやキッドが必死の思いでスクイッティーをやっつけるが数が多すぎる。ジーも自作のミサイルでドリルマシンを倒しつつ、仲間を失っていた。細い通路からハンマー号がやってくると通報あり。キッドはミフネの代わりにゲートを開け、ハンマー号をザイオンへ導き入れる。ハンマー号はEMPを用い、全スクイッティーを機能停止に追いやるも、ザイオンの機械も全て停止し、やがて別なスクイッティー軍団の進入が予想されるため、評議会員も含め寺院へこもる作戦をとる。

ハンマー号と別れマシン・シティーへと向かうネオとトリニティーは、部隊全滅から一人生き残った男が、スミスの現実侵食体だということを知る。現実侵食体スミスとの戦いで両目を失ったネオは、心の目を使ってスミスをやっつけた。ネオとトリニティーはマシン・シティーへ向かい、ネオの能力により機械の攻撃に耐えるがいかんせん数が多いのでネオは困ってしまい、トリニティーに上昇を指示する。トリニティーは、雲の上まで飛び上がり、その目で初めて太陽を見、「すばらしい」と感動を覚えるもつかの間、ふたたび雲の中へ突入し、ネオとともにマシン・シティーへと突っ込んで行く。衝撃とともにマシン・シティーの中核へと突入できたネオは、トリニティーの死をじっくりと知る。ネオはアーキテクト？と交渉し、ザイオンにもマトリックスにも危険な存在となってしまったスミスを倒すことと引き換えに、機械と人類とのピースを要求し、要求は呑まれた。ネオはスミスと戦うためマトリックスへ入る。

スミスは、己の力がネオをはるかに凌ぐことを知り、多数のスミスが見守る中、ネオとタイマン（ガチンコ、一対一）で戦う。雨の中、見つめあうネオとオリジナル？スミス。パンチとキックの応酬ではちっとも埒があかない。ネオが空中を飛べばスミスも飛ぶ。ネオとスミスのパワーは雨粒を球形に散らし、互いの力の応酬はマトリックス内の物理的なものをことごとく破壊してゆく。そして、スミスはネオをつかんで地面へ激突した。巨大なクレーターの中心に立つ２人。スミスは、ネオの倒れている姿を見て既視感を覚えた。「このシーンを私は覚えている！ この後私は何か言うのだ。さて何と言えばよいのだろうか。『始まりあるものには必ず終わりがある』 おお、私はいまなんと言ったのだ」 そしてネオは、スミスのコピーを受け入れ、スミス自身に自壊プログラムを構成すると、たちまちのうちにスミスは消え去り、マトリックスにはふたたび安定が戻った。

私がその映画で見たものは、ほぼ上記のようなものだと確信します。