宿屋めぐり|町田康|講談社|2008/09/29-10/14
|P602|自|5
魂魄は肉体という宿屋を巡るものと思っていたのに、その魂魄すら、宿屋を巡るように適当に紙に書き移された記憶でしかないことを知った。つまり、自分が今持っている記憶は、それが捏造されたものかどうかは自分では判断できず、受動的、他律的なものである
- 玄紊
- (P10)僧
- ポーラ
- (P19)若い百姓風の男(P143)(P180)(P226)屋台店
- 堀田濱
- (P34)でこのまるい男。握り飯の海苔のような髪形
- 酒坂石ヌ
- (P40)堀田石吉(P475)石抜坂抜ヌヌヌノ王子
- 別鱈珍太
- (P65)笑顔の男(P88)役者(P338)
- 澄んだ目の男
- (P76)菰乞食風。スネアードラム。しりとり(P91)吹き矢
- 闘京新吾
- (P85)警備担当官
- 近藤洋石
- (P85)眸州検察担当官(P246)西町奉行所同心
- 銀次
- (P86)「神妙にしやがれ」
- 巻鮨蝶五
- (P94)矢巻蝶五郎
- 肴春五郎親分
- (P117)(P138)処刑
(P121)ここまでのあらすじ
(P127)どうせ贋の世界だ、と思って退嬰的な言動をとっていた。人間はそんなことではだめだ。いずれいま生きているところが真実・真正の世界だと思って行動しなければ人生そのものが嘘になる。いく先には様々な困難が待ち受けていることだろう。でもそれを恐れて欺瞞的に生きるより困難にたち向かって生を実感していた方がよい
(P359)主の特徴
(P483)ここまでのあらすじ