元気で明るい

ごーい昔、“元気”は男のものだったのに、いま元気といったら女性だけだ。女子高生も女子大生も、はたまた女子中学生も元気だし、負け犬もおひとりさまもお局様もおばさんも元気だし、それらがくみあわさった母娘、姉妹となると原型をとどめぬほど無敵を誇る元気さだ。じゃあ“元気”じゃなくなった男はどうなったかというと、スケベ化するか小オバサン化するかのどちらかしかなさそうだ、というのが今日の結論。つまり「元気はないけど明るい」か「元気なフり」をしているのだ。