日付と時間について

記を読む側の関心は、それが何時何分に書かれたかではなく、それが何年何月何日(何曜日)に関する記述であるかということです。例えば、この一文は、仕事が終わって帰る寸前に思いつくことを点々と記録していますが、ほらほら、読んでいる側はもう読む気をなくしました。つまり、何時に書かれたかなんて知ったこっちゃないということです。
 最近の日記サイトは(この『はてな』のように)自動的に日付が入るので、いつの記述であるかはっきりしているのは当たり前です。もう少し以前、5年ほど前に眺めていた日記サイトには、日付のみで年度がないものもあったので、読んでいると今年のことなのか去年なのかわからなくなってきて、はたまた未来なのかとも思える場合も多かったです。その“浮遊した感じ”が気持ちよいサイトも多かったと記憶します。
 日付というものは、日記の記述の中でものすごく特別な機能を持っていると思います。読むほうも、書くほうも。


記? ブログ?